妻のおすすめ映画vol7: 何者

映画
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ごあいさつ

きょうの映画は就職活動を描いたはなし
わたしも自分の就職活動の時のことを思いだしました

たとえばテスト前とか
「全然勉強してない〜」と言いつつ
めっちゃ勉強してる人とかいますよね
そういうのすごい嫌いでした

就職活動のときも、いやな思いはしたことがあります
情報交換しながら一緒の会社を受けていた人で、
急に、え、そんなこと言ってなかったよね?
みたいなことがありました

別に個人戦なので良いんですけど
そんな感じのことするんだなこの人・・・と
信頼を失うだけなであって、
どうしてそういうことをしちゃうのか・・・

内定を先にとりたいなら
最初から一緒に頑張ろうなんて言わず
敵意むきだしにしてくれた方がやりやすいのに。

そんなことを思い出した今日の映画、何者
就職活動の時期
リクルート姿の大学生が大量に街に溢れるあの季節って
異様な光景ですよね

あー。

やだやだ。

今日の映画:何者

出典:Amazon.co.jp

あらすじ

就職活動の情報交換のために集まった、5人の22歳。
企業に入れば特別な「何者」かになれるのか、
そして自分は「何者」になりたいのか。
それぞれが疑問を抱えながら、就活に立ち向かっていた。


かつて演劇サークルで脚本を書いていた、
人を分析するのが得意な拓人(佐藤健)。

天真爛漫で何も考えていないようで、
着実に内定に近づいていく光太郎(菅田将暉)。

光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せ続ける、
実直な性格の瑞月(有村架純)。

「意識高い系」でありながら、
結果が出ず不安を募らせていく理香(二階堂ふみ)。

社会の決めたルールには乗らないと宣言しながらも、
焦りを隠せない隆良(岡田将生)。

そんな5人を先輩として見守る、
大学院生のサワ先輩(山田孝之)。

力を合わせて就活を進める中、
5人はそれぞれの思いや悩みをツイートするが、
それはあくまで表の顔。

内定が決まらない中、
お互いの就活へのスタンスや
取り組み方の違いに嫌悪感を抱き、
人間関係に歪みが生じ始める。

やがて「内定者」が現れたとき、
そこで見えてきたのは、
これまで隠されてきた裏の顔だった——。

(フィルマークス映画より引用)

評価・感想

評価

監督:三浦大輔
主演:佐藤健
評価:4/5

感想

こわい。
きもちわるい。
リアルすぎる。
2度と見たくない。(笑)

この感想は、この映画に対する正解な反応だと思います
正解というか、観客がこう思えば、
映画としては狙いどおり・大成功なんだと思います

就活生のリアルな実態を描いていて
牽制し合いとか、見栄の張り合い、
助け合おうねと言いながら
相手が先に内定すると妬み、そして焦る

佐藤健・菅田将暉・有村架純・
二階堂ふみ・岡田将生の5人の就活生と、
ちょっと引いたポシジョンから
主人公の佐藤健に指摘する先輩の山田孝之

若手?演技派が勢ぞろいした映画で、
かつ内容は「就活」という
大多数が経験するとても身近な話

それぞれの行動も感情もすごいリアルで
ああこういう人いるよな、と誰もが共感できるもの
だからこそ怖い
リアルすぎてすごい怖い

各登場人物の役回り

菅田将暉くんと有村架純ちゃんは
少しクッション的なポジションというか
どちらかというと妬まれる方なのかもしれない

菅田将暉くんはバンドに夢中で留年した5年生
出版系に進んだ好きな女の子と
いつか仕事で会いたい、と
出版社にしぼって就職活動
結果、中堅出版社に就職

有村架純ちゃんは菅田くんの元カノで、
主人公佐藤健の憧れの子
おとなしい性格で、
海外留学から帰国して就職活動を開始
グローバルな働き方がしたかったけど、
家庭の事情で大手通信会社のエリア職として就職

二階堂ふみちゃんも留学からの帰国組で、
意識高い系女子。
OB訪問した相手のツイッターをフォローして
コネクションを作ろうとする少し痛い女の子。
大企業より自分のやりがいを優先できれば
中小でも良いと言いつつ大手を狙う

有村架純ちゃんが大手通信会社に内定と聞いて焦るが、
総合職ではなくエリア職と聞いて
あからさまに安堵感を表す
それでも、「会社名 ブラック」のキーワードでググり、
悪い評判を探したりしてしまう

岡田将生くんは二階堂ふみちゃんの彼氏
会社の奴隷になりたくない、と1年間休学して
自分のやりたいことを探している。
就職活動はしない、と言いつつ大手企業の
1次試験を受けている姿を発見される
ただしなぜか貫くスーツを着ない主義。

芸術系に興味があり、
とある劇団とコラボをする計画を立てるが
アイデアを練るのに時間がかかると言って断念
何事もやらずに批判して、
やらないから負けることもない、そんな世界に
生きているような人

二階堂ふみちゃんも岡田将生くんも
自分のかっこ悪い部分を隠して
かっこよく見せようとする、
割といるよねという感じの学生。

そしてそういう人たちを
客観的に見て分析している主人公の佐藤健。
一見冷静にみんなを見ているようでいて
実は一番闇が深い。
菅田くんを妬み、二階堂ふみちゃんを痛いと言いつつ、
そんな風に頑張ることから逃げている

そんな妬みをツイッターの裏アカウントで呟いて
人を見下し、第三者的なコメントばかり・・・
人の批判ばかりして
じぶんの人生をうまく見つめきれていない
そのためか、就職活動はうまくいかず今年で2回目

そんな佐藤健にたまに出てきて意見するのが山田孝之
理系院生で佐藤健の劇団サークル・バイト共に先輩
大手にパッと内定も決まり余裕のある感じで
佐藤健の闇に気づいているのか
短い言葉だけど本人に刺さるコメントを残す

原作

原作は、2013年に直木賞を受賞した朝井リョウの「何者」
朝井リョウは「桐島、部活やめるってよ」で
第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
これは映画化もされてかなり有名になりましたね。

わたし実は「桐島、部活やめるってよ」見てないんです・・・
あんなに有名な作品なのに
なんか気づいた時には有名になりすぎて
ちょっと避けてしまっていました・・・

「何者」を見た後に何人かの方のレビューも見てみましたが
みなさん「さすがあの桐島〜の朝井リョウ、こわい!リアル!」
みたいな書き方されてますね

これは桐島見るべきだなと思いました
それとも、読むべき、なのかな?

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