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USCPAの試験に合格するだけでは、USCPAホルダーではない!
USCPAと資格で名乗れるか、名乗れないか?という事に関して、試験をクリアしただけですとUSCPAです!
と名乗れないという問題があります。
USCPAのステータスは下記のような段階があります
・PASS(合格)→名刺に書けない
・CERTIFIECATE(登録)→名刺にinactiveと記載すれば書ける!
・LISENCE(認可)→名刺に書ける!
ただ、
勿論USCPAという資格は本来的にはアメリカで役立つ資格ですから、日本で働く上ではこの資格を名刺に書けるか?書けないか?
というのはあまり大きな問題ではないかもしれません。
また、転職市場においてもUSCPA試験合格や、
はたまたUSCPAの科目合格のレベルで試験に転職できることも有るようです。
ただ
試験を合格するために100万円単位のお金を払っているのに、USCPAと名乗れないなんて、、
ですとか、
折角合格したのに名乗れないなんて、、、
ですとか、
そう思われるのが人情だと思います。(かくいう私もその口です。)
2019/1/11現在、
私もステータスとしてはUSCPAのホルダーではありませんが、
TACさんを通じて現在ワシントン州にてライセンスを申請中。
ライセンスの申請に関する進捗はこのブログでも追ってご報告させていただければと思います。
USCPAライセンスを登録するには、まずワシントン州
USCPAのライセンス登録する際にはまずワシントン州を選択するべきです。
ワシントン州は他の州と比較して、
受験に必要な単位が非常に多くそこのハードルは高いもののライセンス登録に必要なための実務経験の要件が緩いため、
監査の経験がなくても申請可!なのです。
この部分に関しては個人的にはルールの改訂等はあるのではないかな、と思っています。というのも、やはり緩いルールで基準を作れば、質の高くない人材は集まり、
結局ワシントン州のUSCPAの評判も下がり、
ルールを厳格化する、という流れに行くのが素直な流れだと思うからです。
ちなみに、ライセンスはいらないやー、という方は
受験までのハードルの一番低いアラスカ州での出願がおすすめです。
またグアム州はUSCPAの三段階あるところの真ん中、Certificateまでであれば実務経験がなくても取得可能の様ですので、そちらも是非ご検討下さい。
また、トランスファーという制度もあり、まずは受験資格の緩いアラスカで試験を受けて、そのあと必要な単位を取り、ライセンスの取れるワシントンにトランスファーする、というのも一つの手です。
試験合格後は倫理試験とCPAによる署名
CPA試験合格後は具体的に以下の手順を満たしたのちにライセンスの申請をします。
①AICPAの倫理テストの合格
②ワシントン州の倫理テストの合格
③他のCPAによる申請書へのサイン
という流れです。色々なブログでも記載されていますが、
この①②に関してはなかなか難しくて、
本試験に通ってもこの倫理試験がなかなか通らなくて、、、、という話もよく聞きます笑
結局、どこまで行っても日本人は英語で躓き、、
という悲しい現実に出会います。
倫理テストに関しては、倫理テストだけでまた別途記事を書こうと思いますので、そちらも乞うご期待。
③CPAによる署名に関して、
ライセンスを申請するにあたりCPAの署名が必要となります。が、基本的にまわりにUSCPAホルダーはいないと思います。
ですので、多くの方が予備校が用意しているCPAホルダーの方と面談をして、その方にサインをしてもらう、という流れとなるようです。
で、今回はTACさんにお願いしております。
私の場合はインドにおり直接お話しするのは難しいのでメールでの交信が面談の代わりになるとことで必要書類に諸々記載して返送しました。
To be continued
というわけで、
今回はライセンス取得に関する手続きについて記載させていただきました。TACからサイナーのサインの返送が来れば、残すは最終申請のみとなるはずです。
進捗あればご報告をさせていただきます。
しかしこういうオフィシャルな海外のformalな機関とのやりとりは非常に面倒くさいですね。そう考えると、だからこそ、こういったライセンス取得の代行だったりするビジネスが成り立つわけで、翻ると、総合商社なんていうファンクションが成立するんでしょうね。