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千駄木の渋いランチ。ランチに最高な店。動坂食堂。
千駄木は最高な街。
一番イイ。そんな街にはランチに最高な渋い店がある。
ランチと言っては失礼かもしれない。これは紛れもなく昼食だ。
加齢臭がほのかに香りだす齢においては
このお店の素晴らしさが徐々に理解出来るというものだ。
動坂食堂。
動坂。坂が多い。千駄木は。
千駄木から東大に抜けていく坂とかは異常だ。
千駄木の駅前にあるのは団子坂。美味しい。
ちなみに”動”という漢字、”やや”と読むらしい。
動もすると、というように使うようだが、このような漢字なんて知らなかった。
ちなみに初めて告白するが、ややもすると、というワードは時々使うが、
意味はよくわかっていない。
ただ語感がいいだけである。まじ、ややもしてる。
ちなみに千駄木にはブックオフがあるが、ここで非常に興味深い本を買った。
[amazon asin="4093592071" kw="新東京いい店やれる店"]
東京のやれる店を紹介する本だ。
この観点から言えば動坂食堂は絶対やれない店。
やれる店よりもやれない店にほど、いい店が多いんじゃない?
ちなみにこの本自体は非常に面白い。うんちく満載だし、すべての言い回しがウィットに富んでる。
こんな言い回しされたら、僕ならそのままお持ち帰りされちゃう。
一番やれない喫茶店。アロマ。亜路麻
動坂食堂を後にして、駒込の方に歩いていく。
するとぜったいやれない喫茶店が見えてくる。
めっちゃアロマな空間。
スタバやタリーズにはない、人間くさい、臭み。
臭みこそが純喫茶の醍醐味。
ただ動もすれば、純喫茶の意味もよく知らない。
ただ、やれない喫茶店に行くよりは、純喫茶に行くと言った方がいい感じがする。
コーヒーは500円くらい。相場だ。
客は昼は僕だけ。嬉しい。
千駄木はちょっと人が多すぎる。そんな時はやれない店に駆け込むといい。
人間世界に戻るための谷中銀座
人は他人が普通であることを求む。
僕が東京いい店やれない店に、休日の昼からはしごしていたら、
やっぱり人はあいつは頭おかしいんだろう?
とか言い出す。
そういえば、先日水戸で購入したコンビニ人間を読み切った。
主人公の女は普通と周りから思われるために、
周りが普通と思うだろう行動をとる。
[amazon asin="4167911302" kw="コンビニ人間 (文春文庫)"]
それと同じように僕は
動坂食堂と喫茶亜路麻を満喫した後は、普通の人間がするように谷中銀座で
その空気を薄めにかかる。
ここにいる人たちは亜路麻にはいかない。
だからこそ僕は亜路麻にいくし、帰りには谷中銀座によって、
人間の匂いを再確認する。
ただ、なんにせよ活気があるのはいい。
僕だけの力では喫茶亜路麻は潰れてしまうかもしれない。
みなさんのサポートを幅広くお願いしたい。
本当、亜路麻って打ちにくい。改名してほしい。