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Capstone 講座の中間レポートの結果が返ってきました
University of Londonの修士課程を卒業するには3つのコースを修了する必要があります。
うち2つは一学期のみの通常講義、うち1つは必修のコースで二学期、つまり半年に渡って講義があります。
4-6月期は通常講義1つと必修コースの二つの授業を登録していたのですが、先日、必修コースの中間テストの課題が返ってきました。
必修コースは”研究”とはどういうものかを学ぶコースでして、中間レポートは研究計画書を3.000wordsで作るというものでした。
研究の”け”の字もしらないまま講義に突入したため、毎週の課題に四苦八苦しながら授業をやっとこさこなしてました。
(ほんとにフルタイムでこの講義を受けている人のガッツは尊敬します。)
こんな状態でレポートかけるのかな、、、と思っていたのですが、5月には中間レポートの内容と採点基準が示され、示された基準に沿いながらシコシコと完成させ、結果、それなりの点数で中間レポートを終えることができました。
採点基準に関しては、事前に通知してもらえるうえ、○○に関して配点の10%、△△に関して配点の15%・・・というようにかなり細かく設定されている為、これに沿った答案を書けば、大怪我はしないだろうなという印象です。
大学の課題をこなすのは10年ぶりなのですが、母校の大学の採点基準はこんな詳しくは教えてもらっていなかったよなぁ、、、という印象です。海外の大学はどこもこんな感じなんですかね?
また、レポート提出は全てweb経由で行い、かつ、レポート提出時には名前等わからないようにして提出するというルールが定められており、いろいろ不公平が生まれないような工夫をしているなという印象でした。
イギリスの点数のつけ方について
イギリスで統一されているかはわかりませんが、UoLは下記のようなシステムになっています。
50%~ pass ⇒ 可
60%~merit ⇒ 良
70%~distinction ⇒ 優
可、良、優は想像ですが、おそらくこんな感じなんだと思います。
学部の時のテストでは90点超えなんていうのもありましたが、ここでは90点を出すと化け物ですw
また、妻の通う大学院も同じ採点基準とのことでしたので、もしかしたらこれがイギリスでは一般的なのかもですね。
妻の大学院では入学時に、テストの結果がいい場合でも100点がつくことはなくて、絶対的な点数が低い場合にも落ち込まないでほしい、それがイギリス流だから、という旨の説明があったそうです。自分自身、妻からその話を聞いていなかったら絶望していたかもしれませんw
講義(前半戦)を振り返って
この必修コースの最初の学期の授業は非常に有意義でした。というか、結構概念的な話も多く、個人的にとても興味の湧いた講義でした。
会計の専門授業は知った内容が多かったりするのですが、研究に関する勉強は全くの知識のない分野。学術論文の構成、そこに存在する研究哲学、手法、デザイン、、、基本的な知識を体系的に学ぶことができたと思います。
後期はほとんど講義がなく、他の生徒とのGroup work。幸か不幸か日本人だけのグループに入ったので非常にコミュニケーションよくやれているのでいまのところ順調です。最後の課題も無事に終わるといいなぁ。