【利益とキャッシュフローの違い】結婚式場が倒産した件・・!!

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Twitterをパラパラ見ていたら懐かしい痛みを思い出す話が…

先日ZOZOの執行役員になられた我が心のメンター田端さんツイート。
このツイートで思い出したのですが、
利益とキャッシュフローに関しては苦味深かしな想ひ出があります。

予約していた結婚式場が倒産・・・・

我々夫婦は2014年から交際を開始し、
2017年4月に籍を入れ、2017年5月からインド赴任。
2017年11月には日本で挙式と
はたから見ると順風満帆な運びであるものの
その旅程はかなり波乱に満ちたものでした

なぜかというと予約していた結婚式場が倒産したからです。

結婚式場の倒産です笑(大事なので二回目)

聞いたことあります?こんなこと

我々が当初予約していたのは
ブリリアント・ザ・銀座という結婚式場でした。

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私の駐在が5月に決まっていたので、
辞令の出た2月あたりから結婚式場を探し
駐在前に殆どの打ち合わせを完了させてしまおうということで
準備を急いでおりました。

そして、4月1日に入籍し(エープリルフール!)、
なんと翌日4月2日に式場から破産通知を受け取るわけです。

我々としては幸福の絶頂からの地獄のどん底へ・・・


まぁ今となってみれば、破産した会社で式を挙げるよりも、
ちゃんと残っている式場で挙げられたことの方が
良かったと思ってますが、
まぁそのあとの新たな式場の選定とか非常に大変でした笑

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結婚式場は売上の伸びている成長企業

我々が予約していたブリリアント・ザ・銀座という結婚式場を
運営していた会社はBrilliaという会社で、
テレビ等にも露出していて
業界では時代を駆ける成長企業だったようです

(株)Brilliaほか3社
(株)Brilliaほか3社の速報をご覧いただけます。

売上も年々増収となっていたようで、
数字的には伸びていたのらしいですが、潰れてしまいました・・・・

なぜか??

それは、お金が回らなかったから。

ここが今回のポイントです!

売上(=利益)とお金の出入りは一致しないということです。

企業の営業成績は損益計算書上の当期純利益にて表されますが、
当期純利益だけではいくらのお金を稼いだか?はわかりません。

お金の出入りはキャッシュフロー計算書にてのみその内訳がわかります。

簡単に説明すると下記の様になります。
利益が発生してもお金の増加とは限らないんです!

そして利益20/キャッシュフロー0のケースの場合、
この状態で債務80の支払いが発生した場合には
それでこの会社はお金が回らなくなり倒産します。
今回の我々のケースはまさにこのパターンでした笑

いや最後本当にゲンナマが大事。そういう世界。

式場との打ち合わせに感じた違和感の数々

今回、我々は2017年の4月の段階で
結婚式を運営できないことを宣告されましたが、
確実にその数年前から債務の支払い等は滞っていたはずです。

当時は気づくことはできなかったけど、
今思えばあれ兆候だったのか?みたいなことが幾つかありました。

オフィスも銀座の一等地でしたし、
家賃も月数千万円とかなり高かったことと推測します。
そりゃ金回らんよなぁ、、、

花とかやたらと高額オプションをつけられていた

推測の域を過ぎませんが恐らく高値だったと思います。
というのも、この式場の後に手配した会場は
割とお値段が高く付くと言われているところだったのですが、

後述のこの潰れた結婚式場に払った手付金20万円の全損を考慮しても、
新しく手配した会場の料金の方が総額で安かったからです。

結婚式ビジネスのうまいところは、
基本的に一回しか経験しないので買い手に相場感がないこと。
また結婚式にはお金がかかるというのが常識なので、
消費者側にも高くて当たり前という感覚がついていて、
さらには女子のあこがれ搾取的な側面もあることから、
多少値が張ったとしても需要が落ちないこと。

なので高いオプションをつけても消費者側は契約するだろう、
という想定のもと迫り来る債務の支払いになんとか耐え、
自転車操業を続けるためにやたらと高砂の花などを進めてきていたのだなぁと。

また今回のケースでいれば、
銀座という式場の位置する土地柄もあるし、
幾分かは高くなっても仕方ない、、、
みたいなそういう心理が働いていたのも事実でした。

この情報の非対称性、ずるいですね。運営サイド。
うーん、考えれば考えるほどうまいビジネス笑

もちろん善良な運営会社も沢山いると思いますが、
こんなことが起きやすいのがブライダル業界だと思います。

ただこのブライダル業界の収益構造の問題として、
結婚式一回のワンショットの金額は大きいものの
毎年結婚式を挙げていた神田うのを除いて、
同じ客からのその後の収益は見込めないということがあげられると思います。
離婚して再婚することも想定できますが、
まぁ一度離婚した結婚を執り行った式場では結婚式を二度目あげないですよね。

そう考えるとサブスクリプションモデルはでかいですよね。
一度顧客を捕まえればその後はチャリンチャリンと落ちてくる。


途中で運営会社が変わった

今思えばかなりクリティカルな出来事だったのだと思います。
2017年2月ごろに一通の手紙が届いており、
その手紙には結婚式場の運営会社の変更について記載されていました。
物事の変更の裏には何かありますよね、やはり。

ただ、その時にはその背景まで頭を巡らすことはできず、
「式の運営自体は滞りなく遂行されます」
の文言にすべて納得してしまいました。

まぁこの時点で気づいていたからと言って、
何ができたかはわからないのですが、
すでにこの時点では完全にダメになっていたんでしょうね。。

結婚式業界の闇、即決100万キャッシュバック

これはこの結婚式場に限った話ではないですが、
正直、本当によろしくない制度だと思います。
本当この制度やめてほしい。消費者の足元をすごく見ている。

今どうなっているかわかりませんが、
我々が結婚式場を探していた時は
即日決めたら100万円割引
という謎のキャンペーンをどこも張っていました。

我々夫婦もまんまとこれにはまり、即日で決めたわけです、、、
だって二回目だと100万割引にならないんですもの、、、
本当、NOと言わせないようなズルい仕組みだなぁと。

結婚式に限らず値下げには弱いのが人間。。
消費者の弱い心がこの値下げの文化を
存続させてしまう要因の一つなんだろうなぁと。

結婚式場の倒産が夫婦に与えた影響

手付金20万円が全損となった

結婚式を準備するにあたり
まず式場との契約を決めた段階で手付金が必要となります。
我々の場合は20万円を手付金として払っており
その全額が返戻なしとなりました。。

でも正直、20万円なら本当に不幸中の幸い。
我々の結婚式は式場を契約してから9か月後だったので、
イニシャルコストで済みましたが、
式が一週間後とかに迫っている方たちの式代は500万前後、全額没収。。。

えぐすぎますよね。たぶんこれで離婚した人、絶対いると思います。
幸福の絶頂からのジェットコースターですから
ただ500万失うよりも精神的には大きいはず。

実は破産会社の残余財産を債権者で分け合う
債権者集会が破産手続のあとにあり、
いくらかお金が返ってくるかも??
というイベントが発生しておりましたが、
弁護士の友人に確認したところ損失額20万程度の一般市民の債権だと
戻ってきて1000円程度だ、ということで、

最新情報 - Brilliaグループ破産管財人のホームページ 株式会社Brillia   株式会社銀座プロジェクト 株式会社ティアラクチュール六本木   株式会社関西プロジェクト

インドからの航空券を考え、債権者集会の参加はスキップしました。
時間が合えば人生経験として参加しても良かったんですけどね~笑

夫婦仲が大変なことになった笑

上述の通り4月1日に入籍して、
4月2日に式場の倒産を言い渡され、
5月からは駐在が決まっており夫は送別会の嵐でとても大変な状況で、
そんな中新しい会場を探さないといけないしという状況で
マリアナ海溝より深い亀裂が夫婦中に入ってました笑

今はこの苦行を乗り越え巡航速度なのですが、
危うく結婚がエープリルフールになるとこでした笑

もうあの経験はしたくないですね笑
式場よ、他に犠牲者を出さないためにも
もう一生つぶれないでくださいませ!

企業は売上 (=利益)ではない、キャッシュフローだ!

急に毛色の違う話になりますが、
この事件のあとやはり企業の評価はPLではなく、
キャッシュフローを見なくてはいけない、
というのを改めて実感しました笑

特に前払をしないといけないアクティビティ、
なぜ消費者が前払をしないといけないのか?
ということを考えると、
基本的には事業者の運転資金が必要だから、
ということになるのだと思います。

この一件依頼我が家では前払の案件に対する警戒心は強くなりました。
アフリカ旅行に行った際に現地で頼んだツアーも
運営の関係上ということで100$の前払を求められるも、
散々交渉し、どうにか前払を回避できないか?
というやりとりを沢山して、結果回避しました笑

企業で管理部門に勤めている方も、
仕事であれば諸々確認する与信状況も
いざプライベートになるとおろそかになりがちだと思います。

特にこの時期いろいろな企業が同じような問題に陥っていたと思います。

ライブドアニュース(livedoor ニュース)
ライブドアニュースは、幅広いジャンルのニュースをいち早くお伝えします。わかりやすさ、読みやすさにこだわり、記事の核心をまとめた要約をつけています。
はれのひ/topics/keyword/39551/
https://www.tellmeclub.com

皆さんもサービスを受ける会社に前払をする場合、
財務諸表やその会社の悪い噂について等、
是非情報を集めてみてください!

結婚式場の倒産その後

我々は結局、ブリリアント・ザ・銀座の倒産後は
八芳園という老舗の会場での挙式をあげました。
八芳園は控えめに言って、最高でした!

ストーリーが続く場所。八芳園。
それぞれの場所で、それぞれに生きてきたおふたりが、同じひとつの道を歩きはじめる。結婚という、新しいはじまりのとき。これまでの人生のすとーりーを、大切な人に、ご家族に、祝福してくれるすべての方に、知っていただくときでもあります。その物語が、きちんとつたわるように。これからの歩みが、かんじられるように。八芳園の全スタッフが...

いろいろ困難はありましたが、
最終的にはしっかりとした式場で式を挙げられ、
倒産したブリリアント銀座への手附金20万円を加味しても
トータルでは安く済んだりと、
結果的にはブリリアント・ザ・銀座はつぶれてよかったな、
というのが本音です笑

他方で考えるのは
仮に20万円支払うもブリリアントザ銀座の経営状況がやばいとわかった場合に
結婚式間際での払込金額500万円の全額棄損を懸念して、
手附金の20万円を反故にしてブリリアントザ銀座からExitできたかどうか?ということ。

そう考えるとたぶんずるずる危ない橋を渡りに行ってしまうんだろうなぁと思うわけです。
この問題にどう対処すればいいかというと、
・損切の基準を持つこと
・損切を実行する心の強さを持つこと
が大事だなぁと改めて思うのでした。

ちなみに嫁はこの20万が飛んだ話を散々周りにして、
20万円分の元を取ったとのたまわってましたので、
夫婦的にはすでに20万円は全損ではなく、
回収済みという立ち位置にしてます笑

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