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英国勅許公認会計士ACCAの受験結果【FR】【SBR】

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2021/9に受験したACCAの結果が返ってきました!

今更の報告になってしまうのですが、英国公認勅許会計士の試験で9月に受けたFR(Financial Reporting)及びSBR(Strategic Financial Reporting)の二科目の結果が返ってきました。

結果は、、、、

ということで無事に合格!!残りはあと3科目となりました。

テストを受けた雑感FR&SBR

実はSBRとFRは同日に受けましたw
なので一日に8時間程度試験会場にこもる鬼畜作業で、メンタルを保つのが難しかったのですが、午前に難しいSBR、午後に簡単なFRという組み合わせだったのでFRはほぼ放心状態、午前の余熱で乗り切った感じです。

・SBRは受けた感触としては、9割記入完了&記入した内容についてはそれなりに点数が取れていそう。でも時間は余らず、むしろちょっと足りないな。。。という感じ、合否は多分受かっているけど、蓋を開けてみるまでは予断を許さないといった感じ。
・FRは受けた瞬間に合格待ったなし。余裕。猶予。という感じでした。

点数を見ると大体、印象通りの結果になっていたと思います。SBRもFRも計算問題が中心となるので、一個しくじったら相当しんどいなと思ったのですが、大きなヘマもせず恙なく終了できたかな、という印象です。

SBRに関して重点的にトレーニングした点

特に概念的なところを理解(≒定義の暗記)することを意識しました。
・Conceptual Framework
・IFRS9 金融商品
・IFRS13 公正価値

IFRS金融商品の減損 ―償却・引当の基本的な考え方から実務対応まで

理解は知識から始まると思っているのですが、基礎となる概念を理解する大切さをこの試験で特に学んでいる気がします。欧州って、概念からスタートするみたいなイメージなんですかね。

最後の方は旅行しながら勉強していたのでとりあえずBPPの発行するwork kitの問題と回答をひたすら読む作業を繰り返していました。北海道旅行中にずっと電車の中で勉強しておりました笑

https://rivckmgw.com/hobby/hokkaido/

あと、SBRの連結は普通に難しいと思います。
在外子会社を購入する場合ののれんの計算や非支配持分の計算、このあたりはUSCPAとは比較できない難易度化と思います。

テストを受けていて気付いたことSBR

表現しにくいのですが、ACCAのテストセンターの係員が結構しっかりしていてびっくりしました。
USCPAの係員はなんか特にUSCPAにあんま興味ないだろうな~、という感じだったのですが、ACCAの係員は係員のプロみたいな感じで居座っていたのがなんか印象的でした。

テストを受けていて気付いた点で非常に大事なのは、誤字は全然問題ない、という点です。おそらくSBRの記述は誤字だらけですが61点でpassしてます。これは非常に朗報でした。SBLも12月に受けてますが、結果がどうでるか今から少しワクワクしてます。

でも、そもそもwordのauto correction機能つけてくれって感じですよね。

FRについて重点的にトレーニングした点

特にないです笑

SBRと同時に受験するつもりだったので、大は小を兼ねる戦法で、FRの個別でのインプットにはあまり力を入れませんでした。財務会計の分野になじみがありSBRの内容に問題なくついていける方であれば、USCPAの免除後はSBRとFRの同時受験でよろしいかと思います。

合格までの勉強時間

合格までの勉強時間はFRが70時間、SBRが150時間です。
教材はopen tuitionとBPPのテキスト/問題集です。特にBPPのテキストはtoo muchと言われているものの、なんだかんだ全範囲網羅したと思います。塾等に通わない場合は、topicに関して軽重をつけられないのが悩みですね。。

SBL(Strategic Business Leader)について

前述のとおり、12月にすでにSBLの受験も終了しております。こちらの結果報告はまた追って。
failしていたらupdateしないかもしれないので、その際は察してください。

ブログのトラフィックをみるとACCAの需要がそこそこ上がっている気がします。
これからも地味に発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

IFRS会計学基本テキスト(第6版)

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